これ迄多くの人の助けで得た経験を、
今後は誰かの力になりたい。
弁護士
中井 洋恵 Hiroe Nakai
ごあいさつ Greeting
初めまして、弁護士の中井洋恵です。私は、これまでの弁護士経験をもちまして、ご相談頂いた方々に少しでも、心の重荷を軽くしてもらえるため、一緒に悩んでいきたいと思っています。
プロフィール Profile
- 日弁連登録番号
- 20799
- 出身地
- 大阪府
- 出身大学
- 関西大学 法学部/関西大学 大学院修士課程
- 座右の銘
- 辛いときは、今すべきことだけを考えよう。
積土成山 - 敬愛する歴史上の人物
- 諸葛孔明、魯粛
主な著書等
- 日本加除出版「Q&A 家事事件手続法と弁護士実務」共著
- 新日本法規「新版甲類審判事件の実務」共著
- 民事法研究会「消費者被害の上手な対処法」共同編集
- 大阪弁護士協同組合「成年後見人の実務」共著他
経歴 Career
昭和59年3月 | 関西大学法学部卒業 |
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昭和61年3月 | 関西大学大学院修士課程修了 |
昭和61年4月 | 司法修習生(40期) |
昭和63年4月 | 大阪弁護士会登録 |
平成7年10月~平成8年3月 | 大阪府社会福祉協議会専門小委員会 |
平成 9年 1月~平成11年1月 | 枚方市障害者施策推進委員 |
平成16年3月~現在 | コンプライアンス委員 |
平成19年4月~平成23年3月 | 大阪府建設工事紛争審査会特別委員 |
平成20年4月~平成22年3月 | 年金記録確認大阪地方第三者委員会委員 |
平成22年7月~平成23年3月 | 大阪市都市整備局契約事務審査委員会 |
平成24年 4月~平成26年3月 | 奈良市開発審査会委員 |
平成25年 4月~平成27年3月 | 大阪市不動産財産評価審議会委員 |
平成25年 4月~平成27年3月 | 大阪府財産評価審査会委員 |
平成25年 6月~平成27年3月 | 社外監査役 |
平成27年 4月~平成28年3月 | 大阪弁護士会副会長 |
平成28年 8月~平成29年6月 | 社外監査役 |
平成28年 4月~令和2年4月 | 大阪府建設工事紛争審査会特別委員 |
平成28年10月~令和2年9月 | 大阪府情報公開審査会委員 |
平成30年4月~現在 | 大阪市公正職務審査委員会(公益通報) |
令和2年~現在 | 委員(令和2年から委員長) |
平成30年 6月~現在 | 社外取締役 |
平成31年4月~現在 | 大阪府介護保険審査会委員 |
その他 | 大津市、門真市、兵庫県香美町 空き家対策審議会委員、公益通報窓口、買収防衛策独立第三者委員、第三者委員他 |
インタビュー Interview
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弁護士になられたのはいつ頃ですか
弁護士になったのは昭和63年です。30年以上、様々な事件を取扱いました。
私生活に変化はありましたか
私生活でも育児・介護等人生経験を重ねさせていただきました。その結果、広い視野での物事を判断できる年齢になりました。
どのような相談や事件がありましたか
消費者、事業者どちらのサイドからも相談を受け、事件を受任するなどしてきました。事業者からの相談は事務所内で問題を共有して、様々な観点から検討を行い、法的アドバイスや契約書の作成、相手方との交渉、訴訟等をさせていただいています。
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ひなた法律事務所の特徴と取扱い事件を教えてください
弁護士の扱う相続事件は非常に複雑なことが多くありますので、税務問題も複雑になります。そのような案件でも、長年弁護士をしておりますと、たくさんの専門家と知り合う機会があります。その中でも、信頼できる公認会計士や税理士を依頼者にご紹介して、最終的な結論を相談するのではなく、手続の途中から、共同して、複雑な事案に取り組んでおります。
いろいろな業務を扱っていますが、主には、遺産分割などの家事事件、欠陥住宅に関する損害賠償請求、その他、顧問先からの相談、社外役員、第三者委員、公益通報窓口などの業務を行っています。 -
通常の弁護士業務以外の活動について教えてください
平成27年度は大阪弁護士会の副会長、平成29年から法テラス(日本司法支援センター)大阪の副所長も務めさせていただいています。1つの組織全体を見渡すことができました。その他、社外役員もさせていただいていますので、特定の個人や法人の利益を守るという観点ではなく、組織全体としての観点で物事を考える経験にもなっています。また、男女共同参画の観点から登用され、国や地方公共団体の種々の委員も務めさせていただいて、通常の弁護士業務では経験できない分野の仕事にも携わらせていただきました。
ー業務内容と力を入れている点を教えてください
遺言書の作成、相続手続、遺産分割の交渉や調停などを行っています。
遺産分割と一言に言っても、ちょっとしたことでも考え方の違いや判例があったりします。そんな問題点の一つ一つを検討し、依頼者に有利な事柄を積み重ねる方法で取り組んでいます。ただ、理論の積み重ねだけではなく、争いごとには、有利に解決できる時宜や心理的な問題もあることがありますので、長年の経験に基づき、そのような点からもアドバイスをさせていただいています。ー相談や代理人になる以外の業務はいかがですか
行政機関の審査委員は多くさせていただいています。また、調停委員や、社外役員・第三者委員・公益通報窓口などとして、意見を述べたりなどする業務も増えています。
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建築事件について
ー建築事件について何件くらい取り扱っていますか
建築事件は20年以上前から取り組むことになりました。これまでに120件超を扱わせていただいております。
ー建築事件の特徴を教えてください
建築事件は通常の事件とは異なり、法的知識だけではなく、技術的な知識がなければ進められません。
ー建築の専門家のアドバイスを聞きながら進めるのですね
依頼者がお願いしている建築士さんや、場合によっては、信頼できる建築士さんをご紹介させていただいて、協働して事件の解決にあたっています。ただし、建築事件には独特の法理論があって、技術面の知識だけでも判断できないものがあります。そこで、建築議専門家のアドバイスを受けながら、弁護士が法的判断をしていくことが最も重要になります。例えば、建築専門家が簡易な方法でも補修できると述べたとしても、その補修方法が契約に合致するかどうかの法的判断が必要となるような場合です。
したがって、建築専門家のアドバイスを受けながら、法的な判断を行い、事件を遂行していっております。